OSS Gateを立ち上げよう に参加しました
OSS Gate とは?
「OSS Gate」とはOSS開発に参加していない人が参加する人に変わる「入り口」を提供する取り組みで、先日12/15に、このOSS Gateをどのように実現、継続できるのかを考えるイベント、OSSを立ち上げよう を企画して参加してきました。
OSS Gate | Doorkeeper
OSS Gate を立ち上げよう - OSS Gate | Doorkeeper
なお、私のエントリーは冗長になる可能性が高いので、すでに参加された ただただし (@tdtds) | Twitter さんがレポート的なものを出されていて、大変コンパクトでわかりやすく、サクッと読みたい方はぜひこちらを!
[日記]
OSS Gateの立ち上げに行ってきた
今日は各地(?)でRubyKaigiの後夜祭的なイベントが行われているようだけど、おれは以前から予定に入れてあったOSS Gate を立ち上げようへ。「OSS Gateとはな… https://t.co/Llk97JbJnR
— ただただし (@tdtds) 2015, 12月 16
参加者
学生、社会人と様々でしたが、合計24名が参加されました(当初申込35名だったので約7割の出席率)。また、参加者のうち、すでにSEゼミで開催したOSSテーマの勉強会、イベントで、メンターや参加者の比率は25%程度でした。
参加したモチベーションについても、プログラムの途中、若手の皆さんが発表することになったのですが、
- OSS開発にまだ参加していないので、ここにくると必然的に参加できそう
- 以前に参加して楽しかったことと、社内教育で使えそうで、そういう立場になろうとも考えている
- 転職活動するときにGitHubアカウントを見せてと言われるケースが多い
- OSS開発は学校で教えてくれないのに、なぜか周りの人々はやっていて、その学生たちがどのようにはじめ、取り組んでいくのか、を見たかった
- SEゼミのイベントを知った時には遅かった
など、本当に様々で、おそらく全員が違っていたんだろうなぁと思います。(単一の技術を扱うコミュニティでないのも影響しているのかも)
私自身はOSSの世界で何かできる点が唯一ここにあり、この場自体が楽しいので参加しています。
当日のプログラム
プログラムの企画・進行は 須藤さん が担当され、島形式で席を配置し、グループでディスカッションする形式で進行しました。
なお、具体的な進行は資料が公開されていますので、これをご覧になるのが早いと思います。
OSS Gateの課題と各グループで挙がったアイデアや課題
この須藤さんの発表の中で、OSS Gateをやる上で課題となりそうなものを挙げられ、これをもとにグループごとにディスカッションを行いました。
kouさんに挙げてもらった #oss_gate の課題
1.対象者が増えるとフォローをする人が増えければならない
2.継続的な対象者の発掘
3.特定の人への負荷集中
— Starting_Up_OSSGate (@sezemi_seplus) 2015, 12月 15
ディスカッションで出てきたアイデアや課題
- 貢献するより自分が作ることもやってみる
- ロボットが教えてくれる
- OSS Gateが持っているOSSに対して貢献する
- 有名なプロダクトとメンテナーなりとかが参加してコントリビュートイベントを定期開催
- フォローした人の成功体験をインタビュー
- 大学にいく
- RubyKaigiとかの併設イベント
- ライブコーディングならぬライブコントリビューティング (動画)
- コントリビュートに対するポイント制をつくる
- 運営する人の..(スイマセン、タイプが間に合いませんでした)
- OSS Gateでショーをやる
- 母校に話に行く
- OSSにコミットする企業を招いてイベント
- ロゴとかステッカーとか作ろうぜ
- 転職する人に向けてもいいのでは
- 高校生も対象にしょうぜ
- 大学で関連の授業をする(特任教授とかメンバーにいるので)
- 各勉強会でOSS GateのLTする
- ビッグネームにツイートしてもらう
- OSS Gateを概念化して、各技術コミュニティが開催する
- 大学/転職サイトでGitHubなりとかの客引きになる勉強会を支援して、それがOSS Gateに繋がる
- 大学1,2年生でOSSに手を出そうか迷う人を対象に、活躍しているその上の先輩をロールモデルとして、サークルとかゼミにアプローチする
私自身がSEゼミをやっていたときには、一人でもくもくと考え、ときにアドバイスをもらいながらやっていましたが、こんなにアイデアは出てこなかったので、身にしみて、
やっぱりバザール形式すごい!!
と思った次第です。
個人的には、概念化のアイデアや作ってみるとアイデアが、面白そうで実現性が高そうだと思いました。
今後の進め方
最後にまとめとして、今後の進め方を決めて、今後のコミュニケーション方法を決めました。
OSS door
まずはOSS開発に参加する人を増やすやり方を実際やってみようということで、
- 元ネタのOSS Hack 4 Beginners相当のものをやってみる
- その上で、やり方や課題に加え、上記のアイデアを検証してみよう
という位置づけで、OSS door というものを 2016年1月30日 に開催する運びとなりました。(まとまり次第、Doorkeeperでイベントを作って公開したいと考えています)
やりたいことの詳細は↓にまとまっています。
OSS Gateへの参加方法やコミュニケーション方法
コミュニケーション取れる場を作ろうということで、GitHub上にorganizationを作り、Gitterも開設しています。
参加方法
- 冒頭のDoorkeeperで参加
- oss-gate/members · GitHub でissueを立てて参加
Organization
OSS Gate · GitHubGitter
orgs/oss-gate/rooms - Gitter
ということで、OSS door がはじめの一歩となるので、OSS開発にまだ参加したことがない方や、OSSコミュニティの中の人で開発コミュニティにしていきたいなぁとお考えの方はぜひぜひ参加したほしいと思っています!