♥OSS

学生向けに勉強会や開発イベントを開催していたら、♥OSSになった人がやったことや思ったことなどを書くことにしました

学生向けに "OSS Hack Weekend" という開発イベントと,関連する "リーダブルコード/GitHub/OSS Hack 4 Beginners" という3つの勉強会を開催します

f:id:sezemi:20150406194819p:plain

前回のイベントより,企画しては頓挫し,あーでもないこーでもないと試行錯誤する日々が続きましたが,ようやく2015 夏までに開催する勉強会や開発イベントが固まりましたので,公式ページより先にブログにてご案内します.
# 公式ページオープン&申込開始はG.W.前後の予定です


前年2014は「チームでいいプロダクトを開発しよう」というテーマ(≒目標)でしたが,この2015 夏のテーマは,

OSSの世界で自身の実力を試そう」

として,開発イベントや関連する勉強会を開催します.

■背景

このテーマを選んだ背景として,

このような動きが加速する中で,このOSS開発文化に触れ,コントリビューターになろうとすることは,OSSの世界での活躍だけでなく現場での基本動作が習慣化されたり,イイ感じの評価が得られる絶好の機会になると考えています.

"私たちも,オープンソース・ソフトウエアが積み上げてくれたソースコードという知識を利用することで「巨人の肩に乗る」ことが可能になるのです。"

フリー言語で真のプログラミングを学ぶ - Part1 オープンソース/C言語に学ぶ「ソースコードの読み方」:ITpro written by まつもと ゆきひろさん


また,学生時代のアウトプットを採用基準にする企業が増える中,学生/企業双方がOSSへの貢献内容やどのプロジェクトを選んでいるのかを知ることで,お互いのエンジニアリングレベルや技術のベクトルを知る一つの基準になると考えています.

"人はハッカーを名乗ればハッカーになれるわけじゃないーー
他のハッカーハッカーと呼ばれた時点で、人はハッカーになるんだ。"

「伽藍とバザール」第2章 ノウアスフィアの開墾 より

OSSの世界だけでなく現場の開発で活躍できる術を学ぶ3つの勉強会

とは言え,無闇にPull Requestしろというのではなく,あくまでコントリビュートされる側の意図に添えるよう,3つの勉強会を開催します!!

1. 実際やってみて読みやすいコードとは何かを知る
=> リーダブルコード勉強会 | 6/6(sat) 開催

 by リーダブルコード(オライリー・ジャパン刊) 解説執筆者 須藤 功平さん github.com

2. Git/GitHubの基本操作に慣れPull Requestを送れるようになることと,良いPull Requestとは何かを知る
=> GitHub勉強会 | 6/20(sat) 開催

 by GitHub実践入門(技術評論社刊)著者の大塚 弘記さん github.com

3. 実際のOSSプロジェクトを題材に準備(コードの読み方やコーディングスタイル知るとか)して具体的な問題発見&解決方法をやってみる
=> OSS Hack for Beginners (勉強会) | 6/27(sat) 開催

 by 須藤 功平さん


どの勉強会でも,OSS開発への造詣が深い方々を勉強会のトレーナーやメンターとしてお招きし,OSS開発の作法や現在の状況を学んでいただきます.
# 各勉強会は自由参加です(もちろん個別の勉強会のみ参加するのもOK)
# 前年に続き,申込特典として勉強会で使用する書籍は先読み用として参加前にプレゼント&送付します

■成果発表となる開発イベント

そして,それらの勉強会で学んだことを実際にアウトプット(=成果発表)する開発イベントも開催します!

OSS Hack Weekend | 7/11(sat)-12(sun) 2日間開催

勉強会のトレーナー,メンターが引き続きサポートする環境で,好きなOSSを選んで,
拡張するもよし,高速化するもよし,バグ修正をするもよし,ドキュメントを整備するもよし,コントリビュート方法は様々に,2日間で実際にPull Requestを送っていただきます.
# プルリク特典としてオリジナル "OSS チョットデキル (デキル トハ イッテナイ) " Tシャツプレゼント (マージ特典も!!)
# 企業が主導開発するOSSプロジェクトの中の人がいらっしゃるかも!?
# この開発イベントのみの参加でもOK


ちなみに,OSSプロジェクトの選択は,学生/企業の枠を超えて,ワイワイみんなで決められるよう,リーダブルコード勉強会からチャットを開設し,以下3つから1つを選び,1人 or ペアを組んでコントリビュートしていただきます.

  • 企業が主導で開発するOSSプロジェクト
  • 事務局がピックアップしたOSSプロジェクト
  • 自分がコントリビュートしたいと思っているOSSプロジェクト


最後に,
各勉強会ならびにイベント内容の詳細を現在ブラッシュアップしている最中なので,もしこんなことやって欲しい,このOSSプロジェクトを取り上げて欲しい,などのご要望やご質問などあれば,TwitterFacebook等を通じて,ぜひお気軽にお問合せ下さいませ!

SEゼミ運営事務局 (@sezemi_seplus) | Twitter
https://www.facebook.com/seplus.sezemi


では,OSSチョットデキル を着たい,もしくは OSS コントリビュート チョットデキル (マージ特典!?)を着たい学生の皆さま,お会いできることを楽しみにしてます!!