プログラミングが好きな学生のためのリーン・スタートアップ勉強会を開催します! (2)
(前回の (1) の続き)
では、勉強会では実際、どんなことを行うのか、引き続き、Wantedlyのテンプレをなぞりながら、ご案内します。
■どうやってやるのか
・アイデアソン形式で実施
リーン・スタートアップの勉強会では、読書会をしながら事例紹介を行う、実際に集まった参加者でチームを組んで開発する、など様々なアプローチで実施されています。
今回の勉強会では、実際にMVPの開発まで踏み込むと、夏休みなどある程度、時間があるときに実施する必要があり、インターンの準備にならない(実はこれがポイント)ため、2日間の短期間で、しかもチームでやってみて欲しいという思いから、ゴールを「チームでプロトタイプ(*)を開発する」というものにしました。
(*)ここで言うプロトタイプとは、デザイン思考の文脈で使われるプロトタイプを指します
(*)参照: 「デザイン思考 その8 −プロトタイプ−」 | 株式会社オージス総研
また、折角、苦労した作ったプロトタイプは、やはり何らかアウトプットして頂く方がよいと言うことと、Demo or Die. (*) という考え方にもある通り、デモ&審査という方式が、そのプロトタイプをさらに成長させると考え、アイデアソン形式で実施することとしました。
(*)参照 Demo or Die. - 未来のいつか/hyoshiokの日記
■こんなことやります
・「アイデアのつくり方」を先読みキャンペーンにしてアイデアを作ろう!
リーン・スタートアップでは残念ながら、アイデアを生み出すということはカバーしていません。
そこで思い出したのが、知り合いのKMDの院生の方から教えてもらった、この「アイデアのつくり方」でした。
★なんと初版(1988.4)から数えて66刷り(2014.2)
- 作者: ジェームス W.ヤング,竹内均,今井茂雄
- 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
- 発売日: 1988/04/08
- メディア: 単行本
- 購入: 91人 クリック: 1,126回
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大変読みやすく、帯にあるとおり、本当に60分で読めるもので、今までの経験上、腹落ちすることが多く、これを先読みキャンペーンとしてプレゼントし、事前に読んで頂くことと、テーマを先に発表することで、参加時に「アイデア」を作って、持ってきやすい環境を作ろうと考えました。
・テーマは「ウェアラブル端末 × ◯◯◯」
新しいアプリ、サービスをテーマにしたアイデアソンでも良いのですが、そこはやはり、来月8月に、Wearable Gadget Partty と銘打ったハッカソン(分散5日間開催)を開催するので、折角ですから、ワクワクしやすく、アイデアも発散しやすいということで、ウェアラブル端末をテーマにしようと考えました。
トレーナーの志賀さんに相談すると、2つ返事で「面白い、やろう!」となったのですが、そこでさらに、志賀さんからナイスなご提案をいただきました。
それはリーン・スタートアップを体験する上で、一番重要なのはフィードバックループを回すということなので、比較的、学生の皆さんに馴染みのある分野でスコープを限定すると、検証しやすく、なおかつ、アイデアも生みやすくなるというものでした!
リーダブルコード勉強会でも須藤さんのアイデアと工夫に助けられましたが、今回も引き続きです。
本当にありがとうございます。
そこで、今回は下記のような3分野をテーマとしました。
・ウェアラブル端末 × スポーツ
・ウェアラブル端末 × 大学教育
・ウェアラブル端末 × 家族
ここで直感として、何かアイデアが出たなら、ぜひぜひ勉強会でお会いしましょうw
ちなみに、ウェアラブル端末は性質上、UIはリッチにしにくく、むしろUXの方が重要だと、個人的には考えています。
今回、発表いただくプロトタイプの形式は、このUXをデモ頂きやすいよう、工夫しています。
というわけで、非常に便利なテンプレにしたがい、勉強会の内容をご紹介させて頂きました!
もし、ご質問やもっとこうした方がいいよなどあれば、コメント下さいませ!!
プログラミングが好きな学生の方はもちろん、プロダクト開発に興味がある学生の方、スタートアップで働いてみたい(働いている)学生の方、特にUXには女性の眼が効きやすいので女子学生の方などなど、多種多様な個性が新しいアイデアを創発しますので、ぜひぜひ色々な方のお申込お待ちしております!!
では、7/26と27は、四谷三丁目(予定)で会いましょう!!
>IT企業の皆さま
ランチ&会場スポンサーならびにアイデアを審査する企業様を募集中です!!!!
もしご興味いただけましたら、お気軽にぜひお声掛け下さいませ!!