プログラミングが好きな学生のためのリーン・スタートアップ勉強会を開催します! (1)
まず前回の リーダブルコード勉強会 はお陰様でご好評頂き、当初の予想を超える人数の方に申込いただき、日程を追加するまでになりました。本当にありがとうございました!!
7/6(日)の追加日程をもち開催終了となりますので、謝辞を含め、後日改めて開催レポートを掲載します。
さて、今回は学生向け勉強会/ハッカソンの第2弾として、
「プログラミングが好きな学生のためのリーン・スタートアップ勉強会」を開催することとなり、本日7/2よりご案内&申込ページをオープンしました!
今回は上記ページのサブエントリーとして、この勉強会の内容を、Wantedlyのテンプレをなぞりながら、補足します。(Wantedlyのテンプレは本当に便利)
#予想以上にボリュームがあったので、ここでは「なにをやるのか」と「なぜやるのか」を記載
■なにをやるのか
・リーン・スタートアップを実際やってみる!
多くのIT企業のプロダクト開発で用いられているリーン・スタートアップの手法を、座学ではなく、実際のやってみる勉強会で、トレーナーのレクチャーを受けながら、チームを組んで、アイデアを生み出し、実際に外に出て調査するという一連のフィードバックループを回して、最終的にプロトタイプを開発&発表していただきます。
ただ、スタートアップと聞くと、どうしても起業をイメージしがちですが、現在のITにおけるプロダクト開発は、このリーン・スタートアップがベースとなっているケースが多く、あくまでも新しいプロダクト(アプリやサービス)の開発に興味がある、やってみたいと思っている方が対象となります。
(もちろん起業をお考えの学生の方も!)
■なぜやるのか
・リーダブルコード勉強会に申込頂いた学生のうち、リーン・スタートアップ勉強会に興味ありと回答した学生は 42.3%
学生時代では経験しにくいチームでの活動、開発を体験してもらうことも目的としていますが、特に、プログラミングが好きな学生の方の傾向として、技術には興味があるが、ビジネスにはあまり興味が無いということが背景にあります。
(上記の42.3%はリーダブルコード勉強会申込者(71名)の回答[選択式]から抽出)
ちなみに、当日の実践図書としてプレゼントするRunning Leanの解説では下記のように記されています。
Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES)
- 作者: アッシュ・マウリャ,渡辺千賀,エリック・リース,角征典
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2012/12/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「解説」 (渡辺千賀) より引用
”実際にこの本を読んでみようと思う人には「ITでの起業に興味があり、ビジネスやマーケティングについていろいろ学んで来た人」が多いだろう。この文章を読んでいる時点で既にそのフィルタがかかっているわけで、「ビジネスに興味が無いソフトウェアエンジニア」に向けたメッセージは無意味かもしれない。が、しかし、「オライリーだからちょっと読んでみるか」というコーダーの方がいると素晴らしい。"
まさしく、「リーダブルコード勉強会を開催したSEゼミだから参加してみるか」となれば、いいなぁと思う次第であります。はい、オライリー様に畏れ多いですね。申し訳ありません。
実際、学生の方は最新動向に詳しく、継続的デリバリ、DevOps、CI、Immutable Infrastructure、インフラCIなどの文脈は理解し、やってみている方もいらっしゃり、現にリーダブルコード勉強会で「Jenkinsおじさんが吠える」というネタで笑いが起きるなど、非常に皆さん、技術に対しては知識と経験が豊かでした。
その一方で、その文脈ではセットにして語られるケースが多い「リーン・スタートアップ」には、あまり引きが少ない。。
(セットで語られた例はこちら)
もちろん、このリーン・スタートアップ勉強会では先の解説にあったような、ITのビジネスやマーケティングに興味がある学生やクリエイティブなエンジニアを目指す学生にも参加して頂きたいのですが、
ここは貪欲に、
プログラミングが好きな学生の方にも参加頂き、その手の早さ、高い問題解決能力、拡張性に優れた美しいコードを書ける能力を、ぜひプロダクトの継続的デプロイに活かして頂きたいと思っております!
(それがタイトルの「プログラミングが好きな」というものに繋がります)
という訳で、次の、
■どうやってやるのか
■こんなことやります