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SEゼミをやったら♥OSSになった

学生向けに勉強会や開発イベントを開催していたら、♥OSSになった人がやったことや思ったことなどを書くことにしました

OSS Gateを立ち上げよう に参加しました

OSS Gate とは?

OSS Gate」とはOSS開発に参加していない人が参加する人に変わる「入り口」を提供する取り組みで、先日12/15に、このOSS Gateをどのように実現、継続できるのかを考えるイベント、OSSを立ち上げよう を企画して参加してきました。

OSS Gate | Doorkeeper
OSS Gate を立ち上げよう - OSS Gate | Doorkeeper

なお、私のエントリーは冗長になる可能性が高いので、すでに参加された ただただし (@tdtds) | Twitter さんがレポート的なものを出されていて、大変コンパクトでわかりやすく、サクッと読みたい方はぜひこちらを!

参加者

学生、社会人と様々でしたが、合計24名が参加されました(当初申込35名だったので約7割の出席率)。また、参加者のうち、すでにSEゼミで開催したOSSテーマの勉強会、イベントで、メンターや参加者の比率は25%程度でした。

参加したモチベーションについても、プログラムの途中、若手の皆さんが発表することになったのですが、

  • OSS開発にまだ参加していないので、ここにくると必然的に参加できそう
  • 以前に参加して楽しかったことと、社内教育で使えそうで、そういう立場になろうとも考えている
  • 転職活動するときにGitHubアカウントを見せてと言われるケースが多い
  • OSS開発は学校で教えてくれないのに、なぜか周りの人々はやっていて、その学生たちがどのようにはじめ、取り組んでいくのか、を見たかった
  • SEゼミのイベントを知った時には遅かった

など、本当に様々で、おそらく全員が違っていたんだろうなぁと思います。(単一の技術を扱うコミュニティでないのも影響しているのかも)
私自身はOSSの世界で何かできる点が唯一ここにあり、この場自体が楽しいので参加しています。

当日のプログラム

プログラムの企画・進行は 須藤さん が担当され、島形式で席を配置し、グループでディスカッションする形式で進行しました。
なお、具体的な進行は資料が公開されていますので、これをご覧になるのが早いと思います。

OSS Gateの課題と各グループで挙がったアイデアや課題

この須藤さんの発表の中で、OSS Gateをやる上で課題となりそうなものを挙げられ、これをもとにグループごとにディスカッションを行いました。

ディスカッションで出てきたアイデアや課題

  • 貢献するより自分が作ることもやってみる
  • ロボットが教えてくれる
  • OSS Gateが持っているOSSに対して貢献する
  • 有名なプロダクトとメンテナーなりとかが参加してコントリビュートイベントを定期開催
  • フォローした人の成功体験をインタビュー
  • 大学にいく
  • RubyKaigiとかの併設イベント
  • ライブコーディングならぬライブコントリビューティング (動画)
  • コントリビュートに対するポイント制をつくる
  • 運営する人の..(スイマセン、タイプが間に合いませんでした)
  • OSS Gateでショーをやる
  • 母校に話に行く
  • OSSにコミットする企業を招いてイベント
  • ロゴとかステッカーとか作ろうぜ
  • 転職する人に向けてもいいのでは
  • 高校生も対象にしょうぜ
  • 大学で関連の授業をする(特任教授とかメンバーにいるので)
  • 各勉強会でOSS GateのLTする
  • ビッグネームにツイートしてもらう
  • OSS Gateを概念化して、各技術コミュニティが開催する
  • 大学/転職サイトでGitHubなりとかの客引きになる勉強会を支援して、それがOSS Gateに繋がる
  • 大学1,2年生でOSSに手を出そうか迷う人を対象に、活躍しているその上の先輩をロールモデルとして、サークルとかゼミにアプローチする

私自身がSEゼミをやっていたときには、一人でもくもくと考え、ときにアドバイスをもらいながらやっていましたが、こんなにアイデアは出てこなかったので、身にしみて、

やっぱりバザール形式すごい!!   

と思った次第です。

個人的には、概念化のアイデアや作ってみるとアイデアが、面白そうで実現性が高そうだと思いました。

今後の進め方

最後にまとめとして、今後の進め方を決めて、今後のコミュニケーション方法を決めました。

OSS door

まずはOSS開発に参加する人を増やすやり方を実際やってみようということで、

  • 元ネタのOSS Hack 4 Beginners相当のものをやってみる
  • その上で、やり方や課題に加え、上記のアイデアを検証してみよう

という位置づけで、OSS door というものを 2016年1月30日 に開催する運びとなりました。(まとまり次第、Doorkeeperでイベントを作って公開したいと考えています)

やりたいことの詳細は↓にまとまっています。

github.com

OSS Gateへの参加方法やコミュニケーション方法

コミュニケーション取れる場を作ろうということで、GitHub上にorganizationを作り、Gitterも開設しています。

ということで、OSS door がはじめの一歩となるので、OSS開発にまだ参加したことがない方や、OSSコミュニティの中の人で開発コミュニティにしていきたいなぁとお考えの方はぜひぜひ参加したほしいと思っています!

OSS Hack Weekendの今後について

長らく筆が止まっていましたが、ようやくまとまりましたので、運営の広瀬からご報告します。

学生向けサービスの休止について

2013年より2年と6ヶ月、プログラミングが好きな学生向けに勉強会、開発イベントを開催して参りましたが、収支の点から、今後、サービスとしては継続が困難と判断し、休止を決定しました。
(後述しますが、個人的には今後、OSS Gateという取り組みに携わります)

2013年の開始以来、協賛いただいたスポンサー企業18社の皆さま、また心よく告知協力頂いた皆さま、あわせてトレーナーの皆さま、運営をサポート頂いた学生サポーターの皆さま、本当にありがとうございました。

また、たった8名の参加から始まった2013年から数え、ご参加いただいた合計250名もの学生の皆さま、本当にありがとうございました。
参加人数そのものは他サービスと比べ、少かったものの、LGTMな学生の方々ばかりにご参加頂け、皆さんが面白がって開発に取り組めそうなテーマを考えることは、大変刺激が多く、挑戦しがいのあるものになりました。
運営していた私自身、これまでの職業生活で一番苦悩し、学習し、一番outputしました。

そのエンジニア文化に習い、これまでに開催した勉強会、イベントの開催レポート、アンケート結果を公開しています。
せめて、今後同様の学生向け勉強会、開発イベントを企画される方のご参考になればと思っています。

2013
開催月 タイトル 報告 評価
10 Leap Motionアプリコンテスト 無し アンケート

今後について

最後に出会ったテーマ、フリーソフトウェア/OSSの世界と、その世界にいるエンジニアの方々に完全に魅了されてしまいました。
きっかけを作って頂いた @kou さんをはじめ、クリアコードの皆さまには熱く御礼申し上げます。

今後は @kou さんともお話し、OSS Hack Weekend/4 Beginnersのように、OSS開発に参加していない人が参加する人に変わる「入り口」を提供するOSS Gate」という取り組みに、個人として*1携わることとなりました。

その取り組みのはじめとして、OSS Gateを立ち上げよう、というイベントを 2015年12月15日20時 より開催します。oss-gate.doorkeeper.jp


イベントの趣旨はこのOSS Gateに協力したいと思ってらっしゃる方と一緒に、上記の入り口の実現方法を検討するものになっていますので、ぜひお気軽にご参加くださいませ。


では、2年と6ヶ月、本当にありがとうございました!

*1:私の所属会社であるSEプラスから特別に5%ルールを作ってもらい、その時間と業務外の時間を使います。また、SEプラスには収支バランスの改善を、2.5年辛抱強く待ってもらっていた上にこの話なので、本当に感謝しかありません。これから精一杯返します

OSS Hack 4 Beginners / Weekendを開催しました!

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去る 6/27 にOSS Hack 4 Beginnersという勉強会と,7/11-12にOSS Hack Weekendというイベントを開催しました!
すでに両イベントともクリアコードさんよりレポートいただいていますので,それに重複するところは割愛しながら,どんなことをやったのか紹介したいと思います.

SEゼミ2015 - OSS Hack 4 Beginnersを開催 #sezemi - ククログ(2015-07-02)

SEゼミ2015のコンテンツ作成と進行をしてわかったこと #sezemi - ククログ(2015-07-14)

なお,このエントリーはログを残すことと各方面に大感謝を申し上げる目的と,次回以降参加する方や,参加できなかった方の参考になればという目的で書いています. 

OSS Hack 4 Beginners(勉強会)

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誰が参加したのか

はじめてOSS開発に取り組もうとする31名(出席率74%)の学生の方が参加されました!!

GitHub勉強会の開催前までは申込が20名程度しかいない状態で,学生の方々にとってOSS開発は漠然と敷居が高く感じているのかなぁと思っていたのですが,これまでの勉強会が支持されたこともあって,参加人数は増えました!(ホッ)

また今回もメンターには21名の方にご参加頂いたのですが,いわゆる著名なOSS作者,コミッタ,エンジニアが会場内に沢山いる状態でした.
あわせて,ククログ 07/02 にもある通り,そんなOSS開発者がいないと成立しない内容でした.(来年もぜひ来ていただきたい...)

また,このシリーズにメッセージをお寄せ頂いた 笹田耕一 (ko1)さんも見学にお越しいただけました!

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何をやったのか

実は,当日のプログラムは開催10日前に変更されました.サイトのスケジュールをご覧頂くと,お気付きになると思いますが,コードベースでのコントリビュートまで含めていました.

その一方で,獏としたOSS開発の敷居の高さを解消する必要があり,須藤さんのご提案で,とにかく1つの方法だけをやってみて自信をつけてもらう(不安を取り除く) という目的にシフトし,ドキュメント改善に絞った内容になりました.

実際,その成果としてPull Requestが3件出て,間近にいたOSS作者/コミッタにより,それがmergeされたり,Issue登録したものが改善されたりと,自身のアクションで改善されていく様が間近に感じられ,もっとやってみたいという面白さに繋がったのではと思っています.

そして,これが続く,OSS Hack Weekend で野生のOSSに対しても物怖じ無く,Pull Requestが大量に出るという成果に繋がりました!

もちろん,勉強会のプログラム変更により,期待とは異なってしまった方もいらっしゃったのですが,今回はOSS Hack Weekendもスグに開催されるという後ろ盾があったので,目をつぶってもらった形となりました.(申し訳ありませんでした...)

結果,これまでのリーダブルコード/GitHubを上回る 9.0点 / 10点満点 という参加満足度をいただけました!!

◆詳細なアンケート結果 (参加31名中29名が回答)
SEゼミ|OSS Hack 4 Beginners 2015 参加アンケート 

どこでやったのか

4Beginnersでは pixiv さんに会場をお借りし,さらにランチもご馳走いただけました!

また,さらには懇親会にて pixivさんのオフィスの象徴の一つでもある絵馬を書いて飾ってもらえるという特典までついてきました!!

pixivさん本当にありがとうございました!!!!

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OSS Hack Weekend

誰が参加したのか

4 Beginners同様,当初低調だった申込も,4 Beginnersでの成功体験と直前に開催された リーダブルコード勉強会 in 筑波 でランチ&ピザスポンサーをしたこともあり,41名の学生にご参加(出席率87.2%) いただけました!

また今回は過去の勉強会を上回る,30名ものメンターにご参加いただけました!(直前にCosylabさまが参画され,本イベントに協賛するOSS開発推進企業は15社となりました!)

どこでやったのか

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リーダブルコード勉強会と同じくフリークアウトさんに会場をお借りし,またリーダブルコード勉強会同様に,2日間分の参加者全員のお弁当を振る舞っていただけました!!!
実はフリークアウトさんには企画をお話したときから,「全日程でヒルズガレージを使って良いですよ」という粋な申し出を頂いていて,もう感謝しかありません..

何をやったのか

野生のOSS(4Beginnersはメンターが関わっているOSSを指定)に対してPull Request(PR)を出すなかで,OSS開発を楽しむことを目的として(イベント後もOSS開発が継続することを願って),プログラムされました.

(ゲーム要素を取り入れ,PRを出すとネームプレートに★のシールが貼られ,Tシャツがもらえる特典をつけました)

そのプログラムの紹介の前に,開催前週の準備の時点から須藤さんやメンターの皆さまにご協力頂き,Slack上で,個々の学生の方が希望するOSSをもとに対象を決めていきました.
そのやりとりの中でも,

 須藤「ちょっと選んだOSSは敷居が高いけど,やりたい気があれば全力でサポートします!」
 学生「やります! チャレンジさせてください!」
 須藤「はい、がんばりましょう!」
 一同「拍手」

という宣言が随所であり,運営としては胸熱なやりとりが行われていました.

そして,当日を迎え,まず1日目の午前中に,4Beginnersと同様,まず動かして気付いたことを作業ログに残しながら,そのログをもとにメンターにフィードバックをもらうということをやってみました.

この作業ログにより,メンターは,直接見ていない方でもアドバイスを送るということができました.

この一連の流れを体験した上で,1日目の午後からコントリビュート開始となりました.

とりわけ,メンターの方のサポートが厚く(AND 熱く),随所でマンツーマンの相談が行われ,PRが出るたび,Slack上ではくす玉が割られたり,花束や画面いっぱいのLGTM画像が贈られていました!
(メンターの方々も2日間楽しんでコントリビュート活動をされてたので,楽しんで頂いたように感じています)

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また,この2日間でメンターが(これは伝えたいという気持ちが)高まったら催されるミニガイド(Tipsなどの紹介)も開催され,それを聞きたい方が別室に集まり受講されました.(いずれも満員)このミニガイドは期間中5名のメンターの方々に実施頂きました!!!

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そして1日目の終わり17時から 作業ログをもとにしたメンターからのフィードバック をもらい,最後のプチ懇親会で,PR出した方への特典Tシャツを授与し,1日目は終了しました.

2日目は1日目のフィードバックからコントリビュート活動を再開し,1日目と同様に随時メンターへの相談とフィードバック,ミニガイドが行われ,16時をもって活動は終了しました.

そして最後に,メンターの方から印象に残ったPRを紹介し,Tシャツの授与が行われ,須藤さんより最後のまとめをいただき,無事にフィナーレを迎えました.

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結果

驚くべきことに,1日目の午後早々にPRを出す方々が現れ,1日目トータルで14名の方がPRを出されました!(4Beginners参加者がそのうち7名!)

その流れは2日目以降も続き,午前中のうちにmergeが5件も出るほか,順調にPRが出続け,2日間トータルで39名の方がPRを出す / MLにパッチ送る / Issueをたてる など好きなOSSにコントリビュートされ,そして,そのうち本日7/16時点で(目視で)15件mergeされています!!

なお,参加頂いた方々の激闘の証となる作業ログは,Issues · clear-code/sezemi-2015 · GitHub  にまとまっていますので,残念ながら,今回のイベントに参加出来なかった学生の方や,OSS開発に興味をもった学生の方は,同世代の彼ら彼女達の作業ログが参考になると思います! (メンターの方々のコメントも手厚く勉強になります!!)

そして,結果として,9.1点 / 10点満点 と4Beginnersを上回る最高の参加満足度となりました!

あわせてOSS開発の楽しさを10段階で評価すると?」という質問に対しては,8.6 / 10段階  と今後の継続が期待できる結果となりました!

◆詳細なアンケート結果 (参加41名中38名が回答)
SEゼミ|OSS Hack Weekend 2015 参加アンケート

◆感想(上記の結果より抜粋)

OSSコントリビュートに対して感じていた高いハードルを下げられる良い機会になりました。 リーダブルコード勉強会から継続的にOSSを意識するきっかけを提供してもらえたのも良かったです。

この2日間で、自分が普段使っているOSSにPRを送ることができ、貴重な体験ができました。 今までできると思っていなかったようなことが、できるようになって、未来が開けたように思えたので、今後もOSSコントリビュートができたらいいなと思います。

長らくコントリビュートしてみたいと思っていたOSSの問題を見つけることができて一皮むけた感じがします。 ありがとうございました。 

実際に来てみたらメンターの方も沢山いて、わからないところがあればとても丁寧に教えていただけるという、OSS開発を初めて行う人にとって素晴らしいイベントだったのですが、「OSS開発」という言葉だけで参加のハードルが上がっているのが勿体ないと思いました。 

まとめ

OSS Hack 4 Beginnersという勉強会で,OSS作者/コミッタ/コントリビュータが21名も集まるという稀有な機会を活かし,OSS関係者と対面しながら「コントリビュート活動をする」ことで不安を取り除くことができ,参加学生にOSS開発の面白さに気付いていただけました.

続く,OSS Hack Weekendでも,4Beginnersで得た自信と,30名ものOSS開発者がメンターとなり手厚くサポートした結果,2日間で参加者の95%にあたる39名もの学生がOSSにコントリビュートするという,当初予想を大きく上回る成果がでました.

御礼

ご参加いただいた学生の皆さま,ありがとうございました!
皆さんの今後のご活躍により,学生のOSS開発が広がることを切に願っております!(merge報告もお待ちしております!!)

また,その学生のOSS開発はじめの一歩を,全力でかつ,手厚くご支援いただいたメンターの皆さま,そして効果が未知数な状態でイベントへの参画をご決定いただいた採用ご担当の皆さま,そして筑波から快く運営を手伝っていただいた学生サポーターの皆さん,本当にありがとうございました!!!

改めて,この勉強会/イベントを振り返るエントリーを書きますが,まずは御礼とご報告まで.
ビッグサンキュー!!!!

 

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プログラミングが好きな学生のためのGitHub勉強会を開催しました!

去る,梅雨のまっただ中でも晴れた6/20(土)にGitHub勉強会を開催しました!!

前回のリーダブルコード同様に,盛況に(学生&メンターなど含め総勢77名),好評に(参加満足度8.5点/10点),終了することが出来ました!

ご参加いただいた学生の皆さま,メンターの皆さま,会場提供だけでなくランチを作って頂いたクックパッドの皆さま,採用ご担当の皆さま,本当にありがとうございました!!!

1. 誰が参加したのか

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前回と同規模程度の50名(出席率77%)の学生の方にご参加いただけました!

また今回はプログラミングスキルを高める内容ではなく,経験の差が出る傾向にありましたが,GitHub実践入門(技術評論社刊)の著者,大塚 弘記さんにトレーナーとして登壇頂いたことに加え,今回も "OSS開発積極推進企業様" から "超絶優秀なメンター陣" 16名(+オブザーバー1名)にサポート頂けたことにより,破綻なく無事にプログラムを終了しました!

github.com

あわせて,今回はじめて参加のモチベーションをアンケートで聞いたところ,
 GitHubOSS開発やコミュニティに参加したかったから 31名
  (44名がご回答 / 選択形式 / 複数選択可)
7割を超える方がOSS開発に参加したかったとお答えいただきました!

OSS開発を身近にしたGitHubバンザイ!

 

2. 何をやったのか

当日のプログラム

今回の到達目標としては,OSS開発で最高の夏になるよう,前出の通り,

  1. Git / GitHubの基本操作を身につけること
  2. 良いPull Request (PR) とは何かを知ること

この2点を目標として,プログラムを組んでいました. 

まず1.の基本操作については,GitHub実践入門に沿ってハンズオンで実施し, 

  • 午前はGitの操作を中心に主要コマンドをやってみる
  • 午後はペアを組んで,自分が手元で作ったリポジトリ(ミスのある自己紹介)をGitHubにプッシュ
  • そのリポジトリをペアを組んだ相手がCLONEし,PR(自己紹介の修正点)を出す
  • それを自分でmergeする 

という内容で実施しました!

午前中は,クックパッドさんにランチをご用意頂いていたので,いい匂いをかぎながら学ぶという,うれしいような,お預けを食った子どものような環境でしたので,とても楽しいSlackになっていました!!

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各社PR後の開発フローに関するセッション

また2.の良いPRとは何かを知るという目的で,スポンサー企業5社から開発フロー(PR後どのようなツールを使ってレビュー~マージ~デプロイしているのか)についてセッションをいただきました!

■ビズリーチ hajimeni (Hajime Nishiyama) · GitHub さん

■クックパッド inohiro (Hiroyuki Inoue) · GitHub さん

ピクシブ catatsuy (KANEKO Tatsuya) · GitHub さん

クラウドワークス cesare (SAWADA Tadashi) · GitHub さん

■SMS sunaot (Sunao Tanabe) · GitHub さん

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ここではPull Request(PR)からどのようなツールを使ってテストなどを自動化し,レビューし,デプロイしているのかセッション頂いたのですが,少しずつ各社違う点があることがわかったことに加え,GitLabのコントリビュートポイントをコソっと教えて頂いたり,PRに278のコメントが付く温かい開発文化など色々な逸話が聞けました!

それだけでなく,よいPRとはリーダブルコードと同様に,他の開発者がBefore/Afterを図や絵にしてパッと分かるように,読みやすいようにするのが良いこと,テストコードも入れた方が良いなどアドバイスいただけました!

(は~,豪華で贅沢すぎる..)

inohiro.hatenablog.com

catatsuy.hateblo.jp

自由なテーマでLT

またその他のプログラムとして,オブザーバーとして参加された楽天の hyoshiok (Hiro Yoshioka) · GitHub さん(リナックス チョット デキルTシャツ可愛かった)と,ピクシブの bash0C7 (Toshiaki Koshiba) · GitHub さんに自由なテーマでそれぞれLTを頂きました!

■LT資料

Be Hacker by Hiro Yoshiokaさん

hack by XXXX // Speaker Deck by bashさん

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3. どこでやったのか

クックパッドさんに会場提供いただき,さらにそれだけでなくカレーを,クックパッドのレシピにも載ってないと噂のサンペーカレー(合ってる?? 違ったような...)を振る舞っていただきました!! (おかわりもあったので,70合以上のご飯をご用意頂いたそうです..)

f:id:sezemi:20150624192019j:plain(は~,豪華で贅沢すぎる..)

ちなみに,先ほど記載した,参加モチベーションのアンケートの選択肢の一つに,開催場所のオフィスに行ってみたかったという項目を入れたところ,18名の方がこの項目を選んでいました!!

 

4. アンケート結果

ということで,ちょっと時間が押しましたが,勉強会を終了しました!!
そのアンケート結果は,
・参加満足度(平均) 8.5点 / 10点満点
ということで,前回同様,高いご評価をいただけました!!

ただ一方で,ハンズオン特有の手が進む方向けのプログラムは必要ということと,リーダブルコード勉強会との順番は来年の課題としたいと思っています.

詳細なアンケート結果

SEゼミ|GitHub勉強会2015 参加アンケート

下のコメントにもある通り,超絶優秀なメンター陣の本当に手厚いサポートを頂いており,もう感謝しかありません! 本当にありがとうございました!!!

勉強会の感想など(上記より一部抜粋 //良いものと改善につながるもの)

GitHubは以前から必要に迫られて使っていましたが、課題の提出方法でしかなかったので、いろいろと便利な使い方を知れてよかったです。 午前中はついていけましたが、午後は大いにメンターさんにお世話になりました。 勉強会に参加するのも初めてだったので緊張していましたが、和やかだったのでほっとしました。

ひとりで開発していると、gitとGithubを利用して管理していても競合などが起こらないので勉強になりました。後は、普段SourceTreeでバージョン管理をしているので、コマンドでgitを操作すること自体も勉強になり、参加してとても良かったと思います。

メンターさんの会社によって様々な開発形態を知ることができたので、非常に勉強になりました。 また、気になったことも適切に答えて頂いたのでとても良かったです。 

GitHubの使い方はチームごとによって当然異なるので、今回のように一から学ぶというより、その場その場に合わせて断片的に理解してきたことがほとんどだった。そのため今回のような勉強会はとてもありがたかった。前回のリーダブルコード勉強会と開催順序が逆だとより効果的だったと思う。

やはり業界でもトップである企業はトップレベルの技術を持っていることを改めて実感した。自分の実力ではまだまだ学ぶべきことが多いので、これから邁進していきたい。

事前に「GitHub実践入門」を読んで来ていたので、もう少し実践的な部分に取り組みたかった。 各企業での実践方法の話しは非常にためになった。

 

5. まとめと次回予告

今回の夏の標語である「OSSで最高の夏にしような」第2弾の勉強会であるGitHub勉強会を,プログラミングが好きな学生50名,超絶優秀なメンター陣16名(+オブザーバー1名),採用ご担当3名,運営7名 総勢77名が参加して,クックパッドさんの温かくて美味しいご協力のもと開催いし,結果,前回同様に高い評価をいただけました!
本当にありがとうございました!

次回からは,いよいよOSS開発の本番,OSS Hack 4 Beginners (6/27開催 申込締切済)という勉強会を経て,7月に OSS Hack Weekend (7/11-12開催 申込受付中)を開催します!!!

繰り返しとなりますが,各位,リーダブルコード,GitHubは序盤です.本番はこれからです!!! OSS Hack 4 Beginners / Weekendでお待ちしております!!

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プログラミングが好きな学生のためのリーダブルコード勉強会を開催しました!

前年と同じく,すでにクリアコードさんより開催レポートを書いて頂いている中で(主催した立場として恥ずかしい..),運営側からのレポートを書きます.

SEゼミ2015 - リーダブルコード勉強会を開催 - ククログ(2015-06-08)

その前に,参加された学生の皆さま,メンターの皆さま,採用ご担当の皆さま,本当にありがとうございました!!
お陰様で,前年に続き,盛況に(メンター含め総勢82名),好評に(参加満足度8.5点/10点),終了することが出来ました!!!! (天気も曇り雨の予報が当日は晴れた!!)


誰が参加したのか

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2015は1回だけの開催ということもあり,49名の学生の方々(出席率は83%)にご参加いただき,手を動かす形式の勉強会としては比較的大きなサイズとなりました.

また,前年と同様に開発言語毎にグループを作って,同じ課題の実装に取り組んで頂いたのですが,今年は前年より4言語増えてさらに多様になりました.
Python / C / C++ / PHP / Java / PHP / Ruby / Node.js / Swift / JavaScript (Scalaは残念ながらペアリング出来ず他言語へ)

人数が増え,言語グループの種類が増えると,個々のサポートは行き届かず破綻するのですが,今年はOSS開発をテーマにしたことで,本当に多くのOSS開発積極推進企業様にスポンサード頂き,それに伴い,"総勢25名もの超絶優秀なメンター" にご参加いただけ,逆に個々のサポートが手厚くなりました!!
(OSSコミュニティは本当に温かい!!!!!!!!)

なお,トレーナーは前年と同じく,学生の方から "ゆるいプレゼン" という評価(イイ感じの評価だと思います!)の須藤さんに登壇いただけました! (クリアコードさんは全員温かい!!!!)

また,学生とメンターと採用ご担当を含めると78名もの方々を支えた学生運営サポーター2名+弊社スタッフ1名に大感謝です!!


勉強会で何をしたのか

1日のプログラムならびに課題はクリアコードさんの開催レポートに詳細に書いて頂いているので,ここではランチなど補足的なものを.

無料ランチ

フリークアウトさんにお弁当を振る舞っていただきました!!

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スポンサー企業のLT

主にやっていることのご紹介とサマーインターンについて紹介頂きました!
(ちなみに今回のイベントでの成果により,幾つかの企業様で選考をショートカット出来そう! 各社様のご期待とご厚意がうれしい!)

 mumoshu さん from CrowdWorks "自分で創る最高のUX"

 repeatedly さん from Treasure Data "サマーインターンプログラム" 

 kohei さん from FreakOut "FreakOut Engineer Summer Job" 

 bash0C7 さん from pixiv(pは小文字!) "pixiv 2015 SUMMER BOOT CAMP" 
 
 mika さん from cookpad "夏の技術職インターンシップ" 

 sunaot さん from SMS "医療がテーマのハッカソン"(スイマセン,写真を撮ってなかったのでタイトルが分かりません..)

 kawahara さん from Rakuten "楽天インターンシップ" 

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参加無料の懇親会

ピザ屋で呼ばれることが多くなってきた運営がピザ Lサイズ 30枚を提供した結果,スグに無くなりました!! 本当に申し訳ありません!!(一口にLサイズと言ってもピザ屋さんによって違うよ、これ豆な。)あと,各言語で記念撮影しました!

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どこでやったのか

フリークアウトさんの "ヒルズガレージ" をお借りすることができました!
天井が高く、また抜け感がハンパなく,またライブハウスさながらに,ステージやアンプ,音響のやつ(ブース?),DJブースに,ドラムなどがある他に,ビリヤードや,バスケットゴールもあったりと,本当に気持ちのよい空間でした!!

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開催した結果

そして,最後にアンケートにお答えいただき,プログラムは終了したのですが,前年と同じく,高い評価をいただけました!!
 平均満足度 8.5点 / 10点満点

詳細なアンケート結果

 SEゼミ|リーダブルコード勉強会2015 参加アンケート 

勉強会の感想など(上記より一部抜粋 //良いものと改善につながるもの)

"今までわからなかった気付きを得ることが出来ました。夏休みにOSSのコードをガンガン読む生活をしていきたいと思います。"

"実際に他人のコードを読む機会は少ないので、このような場で読めて、リーダブルな知識を得られたことは貴重な経験になりました。また、様々なメンターの方のお話は自分が知らなかった開発文化やテクニックを知れて面白かったです。" 

"ひとりでコードを書いていて、読む人にとって読みやすいコードを書こうと意識していても、限界があるように感じました。 実際に自分が他の人のコードを読む立場になって、リーダブルなコードは、見つけようと思えばたくさん見つけられると感じました。 仲間同士でコードを見合うこと、メビューの大切さを感じたので、コードを見せ合う習慣ができればいいなと思いました。"

"コードを交換して書き続けるというのは、かなり面白いアイデアだと思いました。 ある部分では実務をシミュレートできていて、またある部分では今回の目的であるリーディング力の向上のきっかけが掴めるタスクでした。"

"もっとごちゃごちゃしたソースコードの時こそどうしたらいいかわからなくなるのでそこを勉強したかった。 Swiftに向かない課題だった(しかたないですが)。"

"スキルレベルに大きなばらつきがあったためレビューをするにしても、非常にしづらいものがあった"

"GitHub勉強会を先にやったほうがいい" 

参加された方のレポート(参加学生&メンター)

リーダブルコード勉強会に参加してきました. - 未来永劫 (参加学生)

SEゼミ、リーダブルコード勉強会のフォロワー参戦 - jfluteの日記 (jfruteさん|Mentor from BizReach) 

# 書いたよ,という方はぜひTwitter(メンションや#sezemi)/Slack等でご連絡下さいませ!


まとめと予告

今年の夏のテーマにちなんだ標語,OSS開発で最高の夏にしような」の第1弾のリーダブルコード勉強会を,多くの学生の皆さま,多くのスポンサー/超絶優秀なメンターの皆さま,クリアコードの皆さん,学生運営サポーターなど総勢82名が参加し,無事に終了しました!

次回は GitHub勉強会 @cookpad ということで6/15で申込を締め切りし,6/20(土)に開催します!!! (まだ間に合いますよー)

また,勉強会で身につけたもので,須藤さんのライブコーディングならぬライブコントリビュートを真似て,実際にやってみるOSS Hack 4 Beginners (6/27) ,超絶優秀なメンターのサポートのもと,OSSコントリビュートで成果を出す OSS Hack Weekend  (7/11-12) と開催して参ります!!

 

リーダブルコード勉強会で参加して良かったなと思われた皆さま,ぜひぜひ周りのプログラミング好きな仲間とお誘い合わせの上,次回以降もお申込お待ちしております!!!

 

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学生向け勉強会/開発イベントならではのこと|学生の皆さまへ

先日、OSS Hack Weekend ならびにリーダブルコード / GitHub / OSS Hack 4 Beginnersという3つの勉強会へのスポンサー企業ならびに学生の開発をサポート頂くメンターの方々を更新しました!

スポンサー企業さま (5/20現在) *まだ更新します!

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メンターの皆さま (5/18現在) *まだご調整が続いているので随時更新します!

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このスポンサーというのは、デブサミYAPC、RubyKaigiなどのような全エンジニア対象のカンファレンスでは、ブランディング/リクルーティングなどの目的で一般的になりましたが、学生向けの技術的な勉強会やイベントにスポンサー頂くというのは、世界的なプログラミングコンテストを除くと、まだまだ珍しいことです。(実際、昨年のスポンサーは楽天、クックパッド、DeNAの3社様のみでした)

そういった中で、これだけの企業様にご参画頂き、また、これだけのメンターの方にサポート頂けるというのは、リーダブルコードやGit/GitHubなどOSS開発で必要なスキル(=現場の開発でも必要なもの)を身につけようとする学生の方々、OSS開発に携わろうとする学生の皆さまへの、各企業の期待の現れだと思っています。

参加することの醍醐味

それと同時に、学生の皆さまは、プログラミングが好きだ! ワイワイしたい! OSSコントリビューターにおれはなる! 本がもらえる! など色々なモチベーションで参加されることと思います。

上記のように、学生を対象としたTechな勉強会や開発イベントがまだ少ない状況だからこそ、昨年も多種多様なバックグラウンドをもった学生同士の繋がりが出来ていました。これは運営側としても開催して本当によかったなぁとつくづく思うところです。
(特に手を動かすので、終わったあともハマったりしたときのことで盛り上がっていて羨ましい限りなんですが)

今年は、さらにバラエティに富んでいて、
例えば、得意な開発言語ではC, Java, C++, Swift, Ruby, Python, PHP, Scala, Haskell, Node.jsなどなどに加え、注目のOSSRails, Django, Ansible, MySQL, fluentd, Docker, Serverspec, itamae, coco2dx, Anemone, PyPy, Emacs, Atomなどなど本当に沢山挙げられていて、どんな方がお集まりになるだろうと運営する側も楽しみにしています!
(昨年1名のみだった女性のご参加も、今年はうれしいことに比率が上がり、全体の20%近くいらっしゃいます!女性同士の繋がりも、もっと広がるといいなぁ!)

OSS開発 -> プロダクト開発という導線

今回のテーマは、OSSプロジェクトへのコントリビュートを通じて実力を試そう!としているので、あくまでユーザーはエンジニア寄りであり、だからこそ挑戦しがいがあるというのも一部ありますが、その先には、そのOSSを使った一般ユーザー向けのプロダクト開発があります。

学生の皆さんには、このOSS Hack Weekendが終わったあとは、実際にOSSの美味しいところをどう取捨選択して、どのようにユーザーに価値が届けられているのか、OSS開発を推奨する各社のインターンを通じて体験いただければ、もっと違った視点でOSSを眺められて、さらにコントリビュートの機会が増えると思っています。
ここでは、そんな各スポンサー企業様のインターンをご紹介します。

 

クラウドワークス "自分で創る最高のUX"

engineer.crowdworks.jp

OSSのように開発するモダンなスタイルはもちろん、CTOの大場光一郎さんをはじめ、OSSコントリビューターが多いので、テッキーなテーマと思いきや、テーマは「ユーザー体験(UX)」です。
UXというと漠然としますが、その一方でUXを突き詰めると、最初に表示する項目一つとっても、技術無しでは上手くいかないものです。
そんなクールでない部分を自身で見つけてきて、技術的に解決する内容になるのではと思っています。
実際、自分で考えたユーザーの問題とその解決がプロダクションにマージされると、OSS開発とはまた違った楽しさが感じられるかも知れませんね。
(エントリーにはAPIへのリクエストを要求されていて、遊び心のあるテッキーな文化がうかがえます)

 

フリークアウト "FreakOut Engineer Summer Job"

www.fout.co.jp

Hadoop、HBaseにHive、Sparkなどなど、旬のビッグデータ処理環境を活用し、その処理スピードがそのままビジネスに貢献するエンジニアリング重視の企業らしく、インターンでも同じことが体験できます。(ex. Course1: Bigdata Algorithm Development)
レベルは高いけど、「速さこそ正義」な開発文化の面白さが感じられるのではと思います。
-> とは言え、前年のインターンの場合、はじめてHadoopに触れるという方も参加され、実際、成果を出し、さらにそのままOSSにコントリビュートしようとした方もいたそうです
-> そんなOSSを存分に活用している企業なので、オープンソースコミッター手当というユニークな制度もあります(OSSコミッタも沢山いらっしゃいます!)
-> OSS Hack Weekendシリーズではどんな方がメンターとして参加されるのか、運営側も楽しみにしています!!(naoya_sushiの裏話も聞けるかも)

今後、スポンサー企業のご紹介やメンターのご紹介の更新はもちろん、インターン情報も紹介して参りますので、ぜひお楽しみに!

 

では、日本一、リーダブルコードとGitHub実践入門を買う企業(一応、翔泳社のグループですが)になるべく、引き続き、勉強会のお申込みお待ちしております!!

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GitHubでライブラリを公開したら★300以上がついて海外からも注目された学生にインタビューしてみた!

前年開催したリーダブルコード勉強会やアプリコンテストに参加いただいた大学院生 kentya6 (Kengo Yokoyama) · GitHub さんが、Swiftで作った以下のライブラリをGitHubで公開したところ、★300以上ついた! というお話を聞きつけ、その経緯やどんなことが起こったのか、インタビューしてきました!

github.com

-まずは自己紹介ということで、普段行っている研究や開発で、どんなことをされているか、教えてもらえますか?
私の在籍している 筑波大学高度ITコース では、研究ではなくPBL形式のチーム開発を行っていて、顧客の要望をヒアリングして実装に落とし込み、最後に納品するというシステム開発を行っています。
修士2年になってからは別のプロジェクトが始まりましたが、修士1年では施設内ナビゲーションアプリCampusAR を作成していました。
(補足: CampusAR は幾つかのアプリコンテストで表彰されていますe-ZUKAスマートフォンアプリコンテスト2014でグランプリを受賞 | enPiT BizApp × 筑波大学

-開発では普段どのような言語やツールOSSを使ってらっしゃいますか?
言語としては、iOS開発でSwiftObjective-CAndroid開発でJava、 Web開発でHTML5、CSS3、JavascriptPHPScalaを主に使っています。
ツールとしては、Yeoman, Gulp, npm, Bower, CocoaPodsなどで色々自動化しています。また、画像はImageAlphaやImageOptimなどを使って容量を削減してから開発に使ってます。(WebPやBPG形式にもチャレンジしたいです。)

OSSは、AngularJS, Angular-Material, TwitterBootstrap, AFNetworking, SwiftyJSON, Volley, GSONなど、あとはインフラ周りでVagrantやDocker、Ansibleなども使ってます。

 

自作アプリと同様のものがOSSで公開され、バザール形式の開発でどんどん高機能化していくところを見て、OSSの魅力を感じた

-そもそも、このライブラリを作られたモチベーションはどういうものだったのでしょう?
2011年にGPUを使った自作のリアルタイム画像処理アプリ RECamera をAppStoreにリリースしたのですが、2012年に BradLarson/GPUImage · GitHub というOSSGitHubに登場しました。

当時は「競合が出てきたけどまだ大丈夫だなー」と余裕があったのですが、1・2ヶ月経つと多くの開発者がGPUImageにコミットするようになり、あっという間にRECameraで書いてきたコードよりも高機能なライブラリができあがっていきました。

このときにOSSの強さと魅力を実感したことで、前々から私もOSSとして何かライブラリを公開したいとは思っていたところ、去年の夏頃、とあるインターンシップで自身のプロダクトをブラッシュアップするという機会があり、このライブラリを作成しました。

-まさに「伽藍とバザール」を、身をもって体験されたのですね。
このライブラリの開発にはどの程度の期間かけられたのでしょうか?

インターンの応募用に開発して、その期間は、構想2日・実装1日ってとこです。電車で移動時などの隙間時間でやってました。

-では、そのライブラリをGitHubで公開しようと思ったモチベはどういうものだったのでしょうか?
ここ数年のGitHubの利用者数や、私自身が今までGitHubを使っていた(といっても当時は気になるリポジトリに★をつけたりクローンして実行するだけでしたが)こともあり、OSSとしてライブラリを公開するなら、まずGitHubだなーと思っていたので、公開する場所はGitHubしか考えていませんでした。
また、そろそろ私が★をつけるのではなく、★をつけられる側になりたいという思いがありました。

ライブラリ公開後、AppleGoogleSkypeCookpadなどのエンジニアが★をつけてくれて、海外からもオファーがきた!

-★をつけられる側になりたいとはいいですね。
実際にライブラリを公開後、時系列で、どのようになりましたか?

リポジトリを作成して公開した当初は、特に誰からも注目された様子はなく、友達の★が1個つく程度でした。
ですが、今回作成したライブラリはiOSということもあり、最初から CocoaControls
Custom Controls for iOS - Cocoa Controls での掲載を考えていました。
そして1~2週間後に審査が通り、掲載されたところ、そこからユーザがきて★が増えていきました。

授業の休み時間毎に★がどんどん増えていき、テンションがあがったのを覚えています。

CocoaControlsに掲載されて1週間くらいは毎日★20ぐらい増えていて、多い時は一日で★60ぐらい増えたりもしました。
2~3週間もすると★は200個程になり、GitHubSwift部門でトレンド一位をとったり、海外のブログQiitaの記事 でも紹介されるようになりました。
1ヶ月もすると★は300個程になり、iOSBytesというPodcastで紹介されたり、StackOverflowでも 投稿 されていたりするので、世界のどこかのiOS開発者が私のライブラリを使ってくれています。

公開から半年たった今では★370を超え、GitHub AwardsのSwift部門で日本6位、世界52位になってます。

また、海外の会社から一緒に開発をやらないかと誘われたり、フリーランスの招待などが届いたりしました。あとGitHubで公開しているアドレスへのスパムメールも増えました(笑)

-海外からオファーがくるとか、GitHubに世界920万人の開発者がいることを感じますね。ちなみに、★が300以上つくと、どんな気持ちになりましたか?
まずは素直に嬉しいです。また、300以上の★の数や、Issueが飛んでくることで、作成したライブラリを使ってくれている人がいることを実感します。
ですので、もっといいライブラリを作ろう!という気持ちになります。

また★を付けてくれた人の中にはAppleGoogleSkypeCookpadと所属が書かれていたりして、そういう人達からも★をいただけたことがとても嬉しかったです。

公開するにあたって、READMEを充実させ、読みやすいコードを意識した

-公開してからライブラリが使われるように工夫した点はありましたか?
★が多くつくことで、多くの人に見られているという実感がわき、読みやすいコードを書こうという気持ちがより強くなりました。なので、Web上にいくつかあるSwiftのコーディング規約に則ってコードを書くことを意識するようになりました。

また、GitHubで公開するにあたり、READMEを充実させることを第一に考えました。
内容が分からないライブラリを毎回クローンして手元のPCで実行して初めて結果が分かるよりは、ライブラリのページにきた段階で全容を把握できたほうが第三者から見て分かりやすいと思いました。

なので、まずREADMEにデモ用のGIFアニメーションを置き、さらにライブラリでできることの機能一覧、ライブラリの使い方、インストールの仕方を書きました。また、今後開発していく内容も書いたりしました。
(補足 この記事 わかりやすいREADME.mdを書く | SOTA を参考にしていました。)

また、ライブラリのデザイン面も意識しました。様々なアプリのデザイン案投稿サイトなどを見ていると、グラデーションがかかった半円などのプログレスバーを多く見かけました。今回開発したライブラリはグラデーションやプログレスバーの形状指定を1行で簡単に指定できることをアピールポイントとしました。

ちなみに、一度OSSとしてライブラリを公開すると、次は何を公開しようかという気持ちが自然と芽生えてくるようになります。
今では、普段の開発からライブラリ化できるところは切り離し、GitHubに公開するということを考えています。既にいくつかライブラリのストックはあるので、準備ができ次第新たなライブラリを公開する予定です。

現在、注目しているOSSプロジェクトとコントリビュート方法は?

OSS活動に浸かりつつあるkencha6さんが今、注目しているOSSプロジェクトはありますか?
OSSプロジェクトでは、
ResearchKit/ResearchKit · GitHub
angular/material · GitHub
atom/atom · GitHub
facebook/react · GitHub
GoogleCloudPlatform/kubernetes · GitHub
などです。

特にFacebookが公開しているプロジェクトでは
facebook/react-native · GitHub
facebook/hhvm · GitHub
などが興味深いです。

あわせて、mixiのトレーニング系OSS や、デンキヤギ株式会社の就業規則をGitHubに公開する といった動きもいいなと思います。

-挙げていただいたOSSプロジェクトに対して、どんなコントリビュートをお考えですか?
大体以下の順序でやっていけたらと思っています。

  1. コメントの誤字脱字などの修正
  2. マジックナンバーを無くすなどの簡単な修正
  3. 冗長な部分をリファクタリング
  4. この3つをやっていくなかでプログラムを把握して、新機能をコミット

-お手本のようなコントリビュート方針、ありがとうございます!!
最後に、今後どんな開発や技術領域に携わっていきたいとお考えですか?

世の中で広く普及する「前の」分野の開発をしていきたいです。
最近だとIoTが注目されてますが、その分野にもとても興味があり、実際に iOSからLED電球をいじったりBLE - スマートLED電球をiOSから制御してクリスマスな雰囲気を演出する - Qiitaもしています。
また、昨年のSEゼミさんの ウェアラブルガジェットパーティー でGoogleGlassアプリを開発できたことは、まさしく私がやってみたかったものの一つでとてもいい経験でした。

携わっていく技術領域としては狭い範囲では特に決めておらず、まずはネイティブ領域を一番の得意分野とした上で、Web系やインフラ周りもやっていきたいです。

-G.W.中だったにも関わらず、ご協力ありがとうございましたー!!
(インタビュー終わり)


SwiftiOSそのもののオープンソース化は予定がない現状ですが、先日の Rebuild: 88: Five Years Of Terrible Coding (Brian Gesiak) でもSwiftのテスティングフレームワーク、Quickの作者が登場され、周辺のOSSプロジェクトの状況をお話されていたので、本体はOSS/フリーソフトでなくてもOSS活動できる時代になりました。


というわけで、学生のOSS活動に関するインタビューはいかがでしたでしょうか?

私どもは今回のインタビューを聞いていて、先日、YARV等の開発者・笹田耕一さんからOSS Hack Weekendシリーズに参加される学生の方々に向けていただいたメッセージと、ピタリ符合していたことに感動していました!

OSSの世界には、興味深い課題がたくさんあります。
そして、OSSへの貢献は、世界中の利用者へ、すぐに届きます。
それはつまり、皆さんのコードが、
世界を(ちょっとかもしれないけど)変えるということです。
これまで学んできたことを活かしてみませんか?
世界はあなたの挑戦を待っています。”

Ruby 処理系開発者
株式会社セールスフォース・ドットコム、Heroku SMTS
笹田耕一 さま より-


OSS開発に興味のある学生の皆さま、OSS開発のお作法を知る3つの勉強会、リーダブルコード / GitHub / OSS Hack 4 Beginners と、実際にOSSプロジェクトに対してコントリビュートする2日間の開発イベント、OSS Hack Weekend の公式サイトを先週4/27よりオープン&受付開始していますので、ご参加ぜひぜひお待ちしております!

[勉強会]
プログラミングが好きな学生のためのリーダブルコード勉強会 2015 | SEゼミ
プログラミングが好きな学生のためのGitHub勉強会 2015 | SEゼミ
プログラミングが好きな学生のための勉強会 OSS Hack 4 Beginners | SEゼミ

[開発イベント]
プログラミングが好きな学生のための成果発表 OSS Hack Weekend | SEゼミ


また、もしOSS活動をされている学生の方が周りにいらっしゃれば、インタビューしたいと思っていますので、自薦他薦問わず、ぜひお声掛けくださいませー!